【保存版】温州みかんの通販おすすめ産地ブランドからお得な購入方法までご紹介

「みかん」はスーパーでも買えますが「もっと色んな種類食べてみたい」「ちょっと高なものを食べてみたい」と思ったときにはネット通販での購入が便利です。

しかし、実物を見ずに買うネットの場合はこんな不安がありますよね。

• 重さは書いてあるけど、何個入っているのかわからない
• たくさん種類があって何を選べばいいかわからない
• 「訳あり」って買って大丈夫？

そこで、この記事では、「温州（うんしゅう）みかん」をネット通販で購入する際に知っておいたほうがいい知識を紹介します。「温州みかん」とはいわゆる「手で剥いて食べるみかん」です。ナイフで切り分けるみかんは「オレンジ」や「タンゴール（みかんとオレンジの混合種）」と言われます。

ご紹介する内容は以下の通りです。

温州みかんの通販「重さ、サイズ、数の目安

まずは量についての知識です。だいたいネットでは「○kg」という形で量が表示されています。「1日○kgは食べる」なんて考える人はいなくて、「1日○個は食べるから、これくらいの量がいいな」と普通は考えますよね。

結論のおすすめの量としては、次のように考えるといいです。

「重さ」に対して、SMLのサイズの場合、いくつ入っているかの目安を以下の表にまとめました。数の目安は複数の販売サイトや生産者からの情報から出しました。

重さ	サイズ	数の目安
2kg（小箱）	S（小さめ）	25個
	M（普通）	20個
	L（大きめ）	15個
5kg（中箱）	S（小さめ）	55個
	M（普通）	45個
	L（大きめ）	35個
10kg（大箱）	S（小さめ）	110個
	M（普通）	90個
	L（大きめ）	70個

温州みかんの通販「品質ランク」　訳ありって？

品質についても、ネットには色々と情報が書いてあります。自分で食べるなら安い方がいいと考えると「訳あり」なんて表示に出会ったりします。これは本当に買って大丈夫なのかな？と心配になりますよね。

みかんの品質は選果時に「秀・優・良・外」と4つに区分されて表示されます。結論としては次のように考えてください。

訳ありは多くの場合「優」または「良」です。味に問題はなく、訳ありとは「見た目」の問題となります。以下、それぞれのランクについての説明をまとめましたので確認してください。

秀品	【贈答品】味・見た目ともに良い
優品	キズがあるなど見た目が少し悪いが、味は悪くない
良品	形の悪さやキズ、日焼けなど見た目が悪いが、味は悪くない
外品	見た目の悪さが特に目立つ

温州みかんの通販「時期ごとの名称」

みかんは時期によって4つの名称が付けられています。時期によって味に特徴があるので注意が必要です。

みかんに甘さを求めるのであれば、おすすめは「早生」「中生」「晩生」になります。年末年始の時期は甘さたっぷりのみかんが食べられます。また、最近は熟成技術が進歩してきたので、春先に出回る「晩生」もおすすめです。

極早生（ごくわせ）	9月	緑色が濃く小粒サイズで甘酸っぱい
早生（わせ）	10~11月	極早生に比べて甘く、皮が薄い。貯蔵で12月半ばまで購入できる。
中生（なかて）・普通	11月~12月	甘みが強く酸味は少なめ。皮が厚め。日持ちが良い。
晩生（おくて）	12月~4月	甘みが強い。
熟成	12月~4月	品種ではないが、中生・晩生品種を長期熟成貯蔵したものを言う。

温州みかんの通販「よくある説明書き」

ここまで説明したもの以外に、ネットで「よくある説明書き」の意味をご紹介したいと思います。「ふぞろい」はそのままですし、「訳あり」は既に説明したように見た目の問題です。

キャッチとして最近目立つのが「樹上熟成」や「皮が薄い」というポイントを押している商品です。以下、簡単に説明をまとめましたのでご確認ください。

ふぞろい	SML各サイズが混在している品物
訳あり	キズや日焼けがある優品または良品。ほとんどの場合、味に問題はない。
樹上熟成（木なり完熟）	特に温暖な地域で可能な越冬し「完熟してから収穫した品物」。多くの場合は完熟前に収穫をし、保管時に追熟する。
皮が薄い	糖度が高い品物。雨が少なく、果実が大きくなり過ぎない場合に薄くなる。

温州みかんを通販でお得に購入する方法

温州みかんは、通販でお得に購入するためには「楽天スーパーSALE」を利用することをおすすめします。楽天スーパーSALEは年4回、3・6・9・12月に開催され、「ポイント増量」や「商品大幅値下げ」などお得に買物できます。

温州みかんの旬である12月の開催を狙うことで、通常の半額程度で温州みかんを購入することができます。

2021年の楽天スーパーSALEでは、和歌山みかんが1,580円/2kgが、半額で790円/2kgで購入することができました。ただし、ブランドみかんは半額などでの出品はありませんでした。

温州みかんの通販おすすめのブランド11選

「地域名を付けたブランドみかん」が数多く販売されています。ここではその中でもよりすぐりの11ブランドを紹介します。

特に高級ブランド品は、高級フルーツ専門店で扱われているブランドです。高級品はネット通販だとお得に買えるケースが多いのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

• 10月~12月（極早生・早生・中生）に購入できるブランドみかん
• 10月～2月（早生・中生・熟成）に購入できるみかん
• 11月下旬～12月（普通・中生）に購入できるブランドみかん
• 2月~4月初（晩生・熟成）に購入できるブランドみかん

10月~12月（極早生・早生・中生）に購入できるブランドみかん

初秋に出回る極早生・早生品種から年内出荷が続く中生（普通）品種まで、比較的長い期間購入できるブランドみかんです。 極早生、早生、中生それぞれ違った品種のみかんになります。

愛媛のブランドみかん「西宇和みかん 」

食の安心・安全にとことんこだわった進化を続けるみかんの里

進化を続けるみかんの大産地・愛媛県西宇和。有機肥料の利用や最小防除、トレーサビリティの徹底などの取り組みが進み、10の共選選果場からはブランドみかんが続々に生まれています。

愛媛のブランドみかん「真穴（まあな）みかん」

赤いシールが目印の西宇和のトップブランド

みかんの産地・西宇和の中でも特に評価が高いのが「真穴みかん」。天皇杯受賞経験もあり、有機肥料や最小防除に努めたブランド「ひなの里」は一度は試したい味。

熊本のブランドみかん「河内みかん」

有明海の潮風と太陽の光を浴びた熊本のトップブランド

熊本県のみかんの最大産地・河内町。有明海に面して、日光と潮風にあたり育ったみかんは、濃厚なコクと甘みが特徴です。河内みかんの中には「塩屋みかん」という塩屋地区のブランドもあります。またJA熊本市は「夢未来みかん」というブランドで販売しています。

10月～2月（早生・中生・熟成）に購入できるみかん

初秋から年内出荷が続く早生や中生品種だけでなく、収穫後に熟成して1月から2月に出荷される品物もあります。もっとも長い期間購入できるブランドです。時期によって品種が違うだけでなく、熟成みかんは酸味が抜けより甘みの強いみかんを楽しめますよ。

静岡のブランドみかん「三ケ日みかん」

早生から貯蔵まで長い期間楽しめる健康みかん

大きくて皮が厚めのため手でむきやすく、貯蔵にも向いているのが「三ヶ日みかん」。高血圧にいいGABAを多く含み、機能性表示食品としても登録されています。

佐賀のブランドみかん「さが美人」

味はもちろん、見た目にもトコトンこだわった逸品

佐賀みかんの中でも厳しい糖度、酸度、外観の基準を満たしたものだけが名乗れるのが「さが美人」。その名の通り、見た目にもとことんこだわっているため贈答用に最適です。

11月下旬～12月（普通・中生）に購入できるブランドみかん

約1か月の間しか出荷されないのが、こちらで紹介する3つのブランド。味、値段ともに日本一と言われるのもこの3つのブランドになります。一般の店舗ではなかなか手に入らないため、ネットでの購入をぜひおすすめします！

和歌山のブランドみかん「新堂みかん」

有田みかんのトップブランドの「王冠」マーク！

有田みかんの中の「トップブランド」として君臨するのが「新堂みかん」。主に京都市場でしか出回らないため、ネット通販でぜひ一度試したい逸品です。

和歌山のブランドみかん「田村みかん」

有田のトップブランド 濃いオレンジと糖度14～15度の極甘みかん

全国的に有名な有田みかんの一つの高級ブランド。濃いオレンジ色が特徴で、平均糖度が14~15度と甘みが強いのが特徴です。海藻や魚を使った有機肥料で育てられています。

長崎のブランドみかん「出島の華」

日本一の高級みかん！一般的なみかんの4倍以上の値がついたことも

長崎が生んだ高級品種「させぼ温州」の中で最も激選された逸品。平均糖度が14度・最高17度、酸含量1.0%以下という、ほぼスイーツ。日本一甘く、日本一高級なみかんをぜひ一度試してみてください。

また長崎県では、糖度13度以上を「味っ子」、糖度12度以上を「味まる」というブランドで販売しています。

2月~4月初（晩生・熟成）に購入できるブランドみかん

温州みかんのラストを飾るのが2月ごろから出荷される「熟成みかん」です。蔵で熟成することから「蔵出しみかん」と呼ばれることもあります。収穫後に約2～3か月間熟成されます。熟成することにより、酸味が抜けより甘みの強いみかんを楽しむことができます。

和歌山のブランドみかん「下津蔵出しみかん」

日本農業遺産にも登録された伝統の貯蔵技術

400年続くみかんの産地が生み出した貯蔵技術を活かした「蔵出しみかん」。たっぷり2~3か月の熟成は、酸味が抜け最高のバランスの味を生み出します。

静岡のブランドみかん「西浦寿太郎みかん」

先端システムで熟成された4月でも変える温州みかん

温州みかんのラストを飾るのが「寿太郎みかん」。収穫時期が遅く、さらに3か月熟成するため4月まで出荷が続きます。温湿度管理が完璧な貯蔵システムを備えた高品質の熟成みかんです。

佐賀のブランドみかん「あんみつ姫」

秘伝の熟成技術で甘みを最大限に引き出した極上品

「あんみつ姫」の熟成は、極少数の農家にしか伝承されないという秘伝の技術。甘みを最大限に高める熟成技術は他の産地には真似ができないと言われています。一度はこの味を試してみたいですよね。

まとめ

本サイトの他記事でも、みかんと上手にネットで購入するための情報を解説してきました。まとめると以下のようになります。ぜひおいしいみかんを賢く購入していただければと思います。